recording tips
マスタリングでより良い結果をもたらす為には、何に注意しながらミックスを作るべきか?
DJミックスに焦点を絞り、紹介させて頂きます。
まず最初に、マスタリングは編集作業ではない事をご承知頂きたいと思います。
マスタリングは磨き上げる工程です。出来た2mixを磨いて輝かせる、魅力を最大限に引き延ばすという事なのです。
DJにとってミックスは作品です。自分自身でベストな一枚に仕上げてマスタリングに送ると言う事がマスタリングで最高結果を生む事に繋がると思います。
ではでは、制作を行う際に心掛けた方がいい事を紹介していきます。
① 電源やオーディオ接続部のクリーニング
えっと思われそうですが、この作業は地味ですが効果てきめんです!
電源プラグやミキサーに接続しているケーブルの接続部を一度外しクリーニングを行うと音に変化を感じる事が出来ます。併せてオーディオ用の接点復活剤など用いると更に良いです。
機材に愛着も湧いてきますw
② ハイビットレート、サンプリングレートでの録音
音源がMP3であっても録音の際はCD規格の16bit、44.1kHz以上で作業した方が、マスタリングに出した際により良い結果が得られると思います。24bit, 48kHz辺りでの作業をお勧めしております。MP3など圧縮ファイルは高音から削られる傾向にあります。大きいファイルで撮られたデータの方が、マスタリング時に高音部を補い易くなります。
③ 絶対にメーターで赤を点灯させない。
これは絶対です。録音レベルには注意して下さい。−5辺りの入力で作業を進める事をお勧めします。爆音で作業しないと、気持ち入らない方もいると思いますw 入力レベルではなく出力レベルを調整して下さい…スピーカーを飛ばさない程度にw マスタリングで最終的に音圧はあがります。
④ 2mixを取り終えたら、そのままマスタリングへ。
生まれたままの姿で入稿して下さいw ノーマライズやEQ等の作業は行わないで下さい。
簡単ではありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。